[Db2]タブ

すべてのSQL実行値はDb2によって提供され、SQLステートメントの実行時に収集されます。これらは製品のサンプリングによるものではありません。

Strobe Advisor for Db2レポートには、CPU時間別にCPUの消費が多い上位10個のSQLステートメントについて、推奨事項が示されます。上位10のステートメントだけが報告され、それぞれ識別情報が記載された見出し行によって示されます。見出し行をクリックすると、そのステートメントのレポートが展開されるか、折りたたまれます。

画面の上部にある をクリックすると、このレポートとプロファイルに対するメモを作成できます。作成されるメモはレポートに固有で、このレポートとプロファイルからのみアクセスできます。他のユーザーがメモを編集することも可能です。

SQLリボン上の をクリックすると、Db2プロファイル レポートが表示されます。

このレポートには、以下の5つのセクションがあります。

 SQL活動詳細には、これらのデータ要素が含まれます。

  • [パッケージ]はパッケージの名前です。

  • [トリガー/ストアード プロシージャー名]は、SQLステートメントがトリガーまたはストアード プロシージャーに属する場合、そのトリガーまたはストアード プロシージャーを示します。

  • [ステートメント番号]は、SQLステートメント番号を示します。

  • [照会番号]は、STATIC SQLに対するカタログからの照会番号を示します。それ以外の場合は、-1が示されます。

  • [ステートメント タイプ]は、以下のステートメントのタイプを示します。

    • SNC = 静的非カーソル

    • SC = 静的カーソル

    • DNC = 動的非カーソル

    • DC = 動的カーソル

  • [ステートメント命令]は、SQLステートメントが実行している操作です(PREPARE、OPEN、FETCH、CLOSE、INSERT、DELETE、UPDATE)。

  • [ステートメントカウント]は、測定セッション全体での、このSQLステートメントのカウントを示します。

  • [合計経過時間]は、測定セッション中にこのSQLステートメントが実行されていた経過時間を示します。

  • [合計CPU時間]は、測定セッション中にこのSQLステートメントによって使用されたCPU時間を示します。

[SQL text]は、Strobeによって収集されたSQLのテキストを示します。

[Strobe Advisor recommendations]は、使用可能なソースから取得された推奨事項を示します。

  • Db2リリースがDb2 V10以上の場合、EXPLAINおよびDb2ステートメント測定から取得されたアクセス パス

  • カタログから取得された使用可能な索引のリスト

    • システム カタログの一部ではないが最適化ツールで併せて作成された索引は、それらがDb2 EXPLAIN出力の一部であってもリストされません。

  • Db2のリアルタイム カタログ統計から取得された推奨事項のリスト

    • 最適化ツールの索引は推奨事項には含まれません。

  • 生成された述語情報

  • EXPLAINフィードバックに基づきRUNSTATSを実行するための推奨事項

  • アクセラレーター上で照会の実行を試行したときのエラー通知

  • StrobeのSQL分析(SQLAF)が非修飾オブジェクトの修飾の試行を発行したことを報告する情報とエラー メッセージ

SQLステートメントのEXPLAIN出力には、[プラン表の行]、[述部表の行]、および[カタログ統計フィードバック表の行]が示されます。  これは、SQLAF Explainレポートに示される出力と同じです。各データ要素の説明については、「SQLステートメントのEXPLAIN出力」を参照してください。

[Db2 metrics for the SQL statements]は、すべてのSQL活動レポートのステートメント測定セクションと同じです。各データ要素の説明については、SQL活動レポートのヘルプを参照してください。