TIRFNUMT

TIRFNUMTはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがTIMENUM関数を使用するたびに呼び出されます。

TIMENUMは、数値を有効な時刻に変換します。

TIMENUMは、以下のCOBOLステートメントを生成します。

ステートメント

個数

Call

1

Compute

2

Move

2

Initialize

1

IF

1

TIMENUMを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。

ヒント

1つのCA Genアクション ダイアグラム内で、TIMENUMが同じ数値に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。

  • 希望する数値に対してTIMENUMを1回使用する。

  • 戻された時刻をローカル ビューに保存する。

  • 残りのインスタンスに対しては、TIMENUMの代わりにローカル ビューを使用する。

  • ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。

TIMENUMが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはTIMENUMが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。

COBOL外部アクション ブロックの例:

以下の例では、数値を有効な時刻に変換するために必要なCOBOLステートメントは1つだけです。

 

LINKAGE SECTION.

01 IMPORT-0001EV.

03 WORK-VIEW-0001ET.

05 INTEGER-FLD1-0001AS PIC X(0001).

05 INTEGER-FLD1-0001 PIC S9(0006).

05 INTEGER-FLD1-0001XX REDEFINES INTEGER-FLD1-0001

PIC X(0006).

01 EXPORT-0002EV.

03 WORK-VIEW-0002ET.

05 TIME-FLD1-0002AS PIC X(0001).

05 TIME-FLD1-0002 PIC S9(0006).

05 TIME-FLD1-0002XX REDEFINES TIME-FLD1-0002

PIC X(0006).

PROCEDURE DIVISION.

MOVE INTEGER-FLD1-0001 TO TIME-FLD1-0002.