DSNB5RDP

モジュールDSNB5RDPは、データベース ページ読み取りルーチンです。バッファー制御ブロック、ページ操作ブロック(PMB)、ページ セットID(DBID/OBID)、ページ番号(RBA)を使用します。VSAMメディア マネージャーとのインターフェースとして機能し、バッファー プールへのページの物理読み取りを初期化します。データベース マネージャー アドレス スペース内のバッファー マネージャー コードを構成します。

ヒント

READIOが発生するのは、GETPAGE REQUESTS(DSNB1GET)がバッファー プール内のデータによって処理されなかった結果です。バッファー プールのヒット率は、非同期入出力操作でSEQUENTIAL PREFETCHを多用することによって向上します。SEQUENTIAL PREFETCHが選択されるのは、クラスター率の高い索引を使用するアクセス パスのBIND時だけです。ただし、実行時にDb2によって、動的に選択されることがあります。

DSNB5RDPは、ワークロードが比較的高いためにバッファー スチールが発生した場合や、ページをDASDからバッファー プールに再読み戻しする必要がある場合に発生します。

頻繁に使用される表については、いずれかのバッファー プール内に分離してデータを常駐させることを検討してください。

参考資料

『IBM Db2 for OS/390, Messages and Codes(GC26-8979)』