IGG019AB

IGG019ABは、システムに次のレコードを検索させる、QSAM SIMPLE GET LOCATE VARIABLEモジュールです。検索モードでは、GETマクロ命令によって、処理される次の順次レコードまたはレコード セグメントを検索します。

ヒント

IGG019ABがCPUを過剰に消費する場合、コードにQSAMの読み取りが多数含まれている可能性があります。QSAMファイルのブロック数とバッファー数を確認してください。DASDにはハーフトラック ブロッキング、テープやカートリッジには最大ブロッキングをお勧めします。ブロック サイズを増やすと、パフォーマンスが向上します。

QSAMでは、BUFNOの値によって、入出力の初期化前にチェーンされるチャネル プログラムまたは入出力要求の数が決定します。BUFNOのデフォルト値は、5です。5個のバッファーが満杯の場合、QSAMは5個すべてのバッファーの読み取りと書き込みを1つの呼び出しで実行します。BUFNOの最大値は、255です。BUFNOパラメーターは、以下のようにコーディングされます。

BUFNO=xxx

参考資料

『MVS/Extended Architecture Data Administration: Macro Instruction Reference, Version 2 Release 4(GC26-4141)』

『MVS/DFP Version 3 Release 1.1, System-Data Administration(SC26-4515)』