TIRPROF
TIRPROFはRPROFテーブルをサポートするCA Genのランタイム モジュールで、プロファイル データベースとも呼ばれています。RPROFテーブルは各プロシージャー ステップの実行間で情報を渡します。CICS環境の一時記憶域、またはIMS/DC環境のSPAをエミュレートします。
ダイアログ フローに従って渡される情報は、RPROFテーブルを介して渡されます。たとえば、オンラインPrADが別のオンラインPrADにリンクすると、最初のPrADのエクスポート ビューは、インポート ビューとして新しいPrADに送られる前に、一時的にRPROFテーブルに格納されます。
情報は以下の場合にRPROFテーブルに保存されます。
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ダイアログ フローに従って転送またはリンクを実行している間
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暗黙的スクロール機能を使用しているとき
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非表示フィールドの値を維持しているとき
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HELPとPROMPT要求を処理しているとき
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アプリケーションが再始動可能として生成されているとき
RPROFデータはダイアログ マネージャー プログラムを介して管理されます。CA Genアクション ダイアグラムは、RPROFテーブルに直接アクセスできません。
TIRPROFの実行とRPROFテーブルの管理は、パフォーマンスを低下させ、データ競合の原因となる可能性があります。
ヒント
TIRPROF処理を減らすには、以下のようにします。
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CICS環境では、CA Genのターゲット環境パラメーターをTSQを使用するよう変更して、RPROFテーブルの代わりに一時記憶域を使用する。
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情報がRPROFテーブルに保存される状況(上記を参照)を回避する。
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PrADの全エクスポート ビューのサイズを減らす。