SVC 023

SVC 023は、CLOSE TYPE=Tが発行される際に、一時クローズ ルーチン(TCLOSE)によって発行されるタイプ4のSVCです。このマクロはLOCALロックを獲得します。

SVC 023は、SVC 020に代わるもので、一時的にクローズ可能なBSAMとVSAMデータセットで使用されます。

SVC 023は、DCBまたはACBが本来の状態に復帰していない場合とDEBが解放されていない場合を除いて、CLOSEルーチンのすべての操作を実行します。これによって、処理プログラムがデータセットを再度オープンしなくても、データセットの読み取りや書き込みを再開できるようになります。

参考資料

『IBM z/OS MVS Diagnosis Reference』