IGG019BB

IGG019BBは、チャネル プログラムの実行を処理プログラムの実行に同期化させます。チャネル プログラムが処理を完了していない場合、モジュールはWAITマクロ命令を発行します。

基本順次アクセス方式(BSAM)ルーチンによって、データのブロックが保存され、検索されます。BSAMルーチンにはデバイス制御が備わっていますが、ブロッキング機能は備わっていません。

区分データセット(PDS)のメンバーの読み取りと書き込みはBSAMルーチンを使用して実行され、ディレクトリーの読み取りと書き込みはBPAMルーチンを使用して実行されます。

ヒント

IMSバッチ ジョブで、IGG019BBの待ち時間が長い場合は、そのバッチ ジョブがバッファーを待機しており、入出力によるバッファー処理の完了と解放を待機中のログ チェック ルーチンでバッファー待ちが発生していることを示しています。

3.1より前のIMSを使用した3480テープへのログ記録には、5個のログ バッファーと15Kのブロック サイズのログを割り振ります。

IMS 3.1の場合は、10個のログ バッファーと、32Kのブロック サイズを割り振ります。

まずこれらの設定で開始し、その後、ブロック サイズを増やして調整し、パフォーマンスを向上させてください。

参考資料

『MVS/Extended Architecture SAM Logic(LY26-3967)』