TIRFDTEC
TIRFDTECはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがDATETEXT関数を使用するたびに呼び出されます。
DATETEXTは、有効な日付形式またはユリウス日付形式のテキスト値を有効な日付に変換します。
DATETEXTは、以下のCOBOLステートメントを生成します。
ステートメント |
個数 |
Call |
1 |
Compute |
1 |
Move |
3 |
Initialize |
1 |
IF |
1 |
DATETEXTを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。
ヒント
1つのアクション ダイアグラム内で、DATETEXTが同じテキスト値に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。
-
希望するテキスト値に対してDATETEXTを1回使用する。
-
戻された日付をローカル ビューに保存する。
-
残りのインスタンスに対しては、DATETEXTの代わりにローカル ビューを使用する。
-
ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。
DATETEXTが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはDATETEXTが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。
COBOL外部アクション ブロックの例:
以下の例では、テキスト値を有効な日付に変換するために必要なCOBOLステートメントは5つだけです。
WORKING-STORAGE SECTION.
01 WS-FIELDS.
03 WS-DATE-X.
05 WS-DATE-X-YEAR PIC 9(04).
05 FILLER PIC X(01) VALUE '-'.
05 WS-DATE-X-H MONTH PIC 9(02).
05 FILLER PIC X(01) VALUE '-'.
05 WS-DATE-X-DAY PIC 9(02).
03 WS-DATE PIC 9(08).
03 WS-DATE-R REDEFINES WS_DATE.
05 WS-DATE-YEAR PIC 9(04).
05 WS-DATE-MONTH PIC 9(02).
05 WS-DATE-DAY PIC 9(02).
LINKAGE SECTION.
01 IMPORT-0001EV.
03 WORK-VIEW-0001ET.
05 TEXT-10-0001AS PIC X(0001).
05 TEXT-10-0001 PIC X(0010).
05 TEXT-10-0001XX REDEFINES TEXT-10-0001
PIC X(0010).
01 EXPORT-0002EV.
03 WORK-VIEW-0002ET.
05 DATE-FLD1-0002AS PIC X(0001).
05 DATE-FLD1-0002 PIC S9(0008).
05 DATE-FLD1-0002XX REDEFINES DATE-FLD2-0001
PIC X(0008).
PROCEDURE DIVISION.
MOVE TEXT-10-0001 TO WS-DATE-X.
MOVE WS-DATE-X-YEAR TO WS-DATE-YEAR.
MOVE WS-DATE-X-MONTH TO WS-DATE-MONTH.
MOVE WS-DATE-X-DAY TO WS-DATE-DAY.
MOVE WS-DATE TO DATE-FLD1-0002.