Strobeのアベンド コード

アベンド

Strobeによる測定が、ターゲット プログラムの実行に影響を与えることはありません。Strobeは、ユーザー プログラム自体が異常終了した場合にだけ、測定対象のステップを異常終了させます。

測定タスク モジュールが異常終了すると、Strobeは、サンプル データセットに異常終了情報を書き込みます。セッション管理機能は、異常終了データをStrobeログとSYSPRINTデータセットに書き込みます。

Strobeプログラムによる終了

特定の状況下で、プログラムに組み込まれた異常終了により測定タスクが終了する場合があります。ユーザー プログラムに影響はありません。

次に示す異常終了(アベンド)コードを受信した場合、アベンド コード番号を記録し、Strobeのシステム プログラマーに問題を報告してください。

アベンド コードと測定タスクのアベンドの理由:

  • 0000:Strobeは測定の初期化中にアベンドを発行しました。

  • 0001:Strobeは測定タスクに対してアベンド要求を発行しました。

  • 0100:セッション管理機能のリリース レベルは、測定タスクのリリース レベルよりも前のものです。

  • 0101:測定タスクのリリース レベルとセッション管理機能のリリース レベルに互換性がありません。

  • 0103:ユーザーがSTRBVPH1を通じて測定機能を呼び出そうとしました。

  • 0322:測定タスクにかかる時間が長すぎます。プログラムにループがある可能性があります。

セッション管理機能もアベンド コードを発行します。これらの異常終了が発生する状況には、以下のようなものがあります。

  • Strobeのシステムの一部ではないプログラムが、セッション管理機能を使用しようとした。

  • 測定中のプログラムにより、測定タスクまたはその作業記憶域(両方ともターゲット プログラムのアドレス スペースに配置されている)が損傷を受けた。

  • オペレーティング システムの誤動作。

セッション管理機能は、プログラムされたすべてのアベンドにアベンド コードを使用し、アベンド コードと終了メッセージを表示します。これらのコードは6xxという形式になります。理由コードは、この値の16進値で表されます。

アベンド理由コード/セッション管理機能アベンドの理由:

  • 610-0:ENVテスト コマンドが発行されました。

  • 610-1:ISPFとセッション リクエスターのリリースに互換性がありません。

  • 610-2:セッション リクエスターの呼び出しが無効です。

  • 610-4:モジュールに対するBLDLが失敗しました。

  • 610-5:Strobeがモジュールを検出できません。

  • 610-6:Strobeは、パラメーター リストの処理中に内部エラーを検出しました。

  • 610-7:Strobeは、要求の処理中に内部エラーを検出しました。

  • 610-8:Strobeは、ENV REMOVE要求の処理中に内部エラーを検出しました。

  • 610-9:SYSQUEUEデータセットのオープンに失敗しました。

  • 610-F: Strobeは、SVCUPDTEサービスまたはENQサービスの発行に失敗しました。

  • 610-10:Strobeは、SVCテーブルの検索中に内部エラーを検出しました。

  • 610-11:Strobeはパーサーで内部エラーを検出しました。理由コードは、エラーの特定の場所を示しています。

  • 610-12:Strobeはパーサーで内部エラーを検出しました。理由コードは、エラーの特定の場所を示しています。

  • 610-14:Strobeはパーサーで内部エラーを検出しました。理由コードは、エラーの特定の場所を示しています。

  • 610-18:開始タスクの初期化中にシステム サービスQEDITが失敗しました。

  • 611-0:オペレーターがATTNキーを押したため、セッション リクエスターが終了しました。

  • 611-1:セッション マネージャーのアベンド処理の一部としてセッション リクエスターが終了しました。

  • 620-1:STRBCPH0とSTRBCLPAのバージョンに互換性がありません。

  • 620-2:ユーザー プログラムの接続は失敗しました。

  • 620-3:システム サービスBLDLは失敗しました。

  • 620-4:Strobeは内部エラーを検出しました。理由コードは、エラーの特定の場所を示しています。

  • 620-5:Strobeは、測定タスクの初期化中に逐次化エラーを検出しました。

  • 620-6:Strobeは、セッション リクエスターをサブタスクとして生成しようとして失敗しました。

  • 630-0:STRBCLPAとSTRBCRBのバージョンに互換性がありません。

  • 650-0:Strobe SVCに無効なエントリー コードが渡されたか、Strobe SVCが無許可のユーザーから呼び出されました。

  • 650-1:Strobe SVCに無効なSREアドレスが渡されました。

  • 650-2:Strobe SVCメッセージ機能に無効なパラメーターが渡されました。

  • 650-3:セッション マネージャーが測定タスクを通知しようとしているときに、SENDコマンドで仮想記憶間通知が失敗しました。

  • 650-4:セッション マネージャーまたはセッション リクエスターを通知しようとしているときに、POST処理で仮想記憶間通知が失敗しました。

  • 650-5:セッション マネージャーまたはセッション リクエスターがSTRBCSMまたはSTRBCSRを通知しようとしているときに、タスク終了時の終了処理で仮想記憶間通知が失敗しました。

  • 650-6:SVCアベンドです。Strobeは、DELETE機能で内部エラーを検出しました。

  • 650-7:SVCアベンドです。Strobeは、SEND機能で内部エラーを検出しました。

  • 650-8:SVCアベンドです。Strobeは、SEND機能で内部エラーを検出しました。

  • 650-9:SVCアベンドです。Strobeは、SEND機能で内部エラーを検出しました。

  • 650-A: SVCアベンドです。Strobeは、SEND機能で内部エラーを検出しました。

  • 650-B: 出口呼び出し時のSTRBCXACのエラー。

  • 650-C: MSCB作成中の内部エラー。

  • 650-D: Strobeは無効なOUCBを検出しました。

  • 650-E: Strobe SVCサインオン機能に無効なパラメーターが渡されました。

  • 650-F: Strobe SVCサインオン機能に無効なパラメーターが渡されました。

  • 650-10:Strobeは、SWAREQ処理中に内部エラーを検出しました。

  • 660-0:SRBアベンドです。仮想記憶間通知は失敗しました。

  • 670-0:IRBアベンドです。仮想記憶間通知は失敗しました。

Strobeセッション マネージャーから戻される機能コード

エラー メッセージに機能コードが表示される場合、これらは、エラーが発生したときのStrobeセッション マネージャーの状態に関する追加情報を示します。この診断情報は、Strobeで発生したエラーの解決に役立ちます。

Strobeセッション マネージャーから戻される機能コードとその定義:

  • 10:要求は終了します

  • 12:待ち行列スペースを検査します

  • 14:要求番号を取得します

  • 15:XCFグループ メンバーを表示します

  • 16:タスク モードの受信側を呼び出します

  • 17:XCFグループ パラメーターを収集します

  • 18:Strobe要求エレメント更新機能

  • 20:ダミーの待ち行列レコードを削除します

  • 21:グループ構成マネージャーを呼び出します

  • 22:アタッチ フィルター要求をアクティブにします

  • 23:RESYNCコマンド

  • 32:ADD QUEUED(フェーズ1)

  • 33:ADD QUEUED(フェーズ2)

  • 34:CHANGE QUEUED(フェーズ3)

  • 35:CHANGE QUEUED(フェーズ2)

  • 36:DISPLAY(フェーズ1)

  • 37:DISPLAY(フェーズ2)

  • 38:ADD QUEUED(フェーズ3)

  • 39:モジュール トラッキング レコード(MTTR)を読み取ります

  • 48:ADD ACTIVE(フェーズ1)

  • 49:ADD ACTIVE(フェーズ2)

  • 50:ADD ACTIVE(フェーズ3)

  • 51:SEND(フェーズ1)

  • 52:SEND(フェーズ2)

  • 53:SEND(フェーズ3)

  • 54:CHANGE ACTIVE(フェーズ1)

  • 55:待機要求エレメントの作成/書き込み/ブロードキャストを開始します

  • 64:メンバーからのメッセージの処理エラー

  • 65:内部Strobeコマンドに応答するメッセージ

  • 66:内部Strobeコマンドの処理エラー

  • 67:内部DELETE(フェーズ1)

  • 68:内部DELETE(フェーズ2)

  • 69:Strobe要求エレメント更新機能(フェーズ1)

  • 70:Strobe要求エレメント更新機能(フェーズ2)

  • 72:CHANGE ACTIVE(フェーズ2)

  • 73:CHANGE ACTIVE(フェーズ3)

  • 80:DELETE(フェーズ2)

  • 81:DELETE(フェーズ3)

  • 82:DELETE(フェーズ4)

  • 83:タイマー待ち行列を初期化します

  • 84:Strobe有効期限の検査

  • 86:メッセージ サービスを読み取ります

  • 87:タスク モード レシーバー(フェーズ2)

  • 88:セッション リクエスターへの同期リターン(ADD QUEUED)

  • 89:セッション リクエスターへの同期リターン(CHANGE QUEUED)

  • 96:ADD GROUP

  • 97:CHANGE GROUP

  • 98:LIST GROUP

  • 99:DELETE GROUP

  • 100:SUBMIT GROUP

  • 113:AutoStrobeスケジューリング

  • 114:内部ADD ACTIVE(フェーズ1)

  • 115:内部ADD ACTIVE(フェーズ2)

  • 116:内部ADD ACTIVE(フェーズ3)

  • 117:内部SEND(フェーズ1)

  • 118:内部SEND(フェーズ2)

  • 119:内部SEND(フェーズ3)

  • 120:AutoStrobe同時ADD(フェーズ1)

  • 121:AutoStrobe同時ADD(フェーズ2)

  • 128:セッション マネージャーの内部NOP機能

  • 129:AutoStrobeスケジューリング

  • 130:Strobe要求エレメントに完了のマークを付けます(フェーズ1)

  • 131:Strobe要求エレメントに完了のマークを付けます(フェーズ2)

  • 132:AutoStrobe同時ADD(フェーズ3)

  • 144:自動プロファイルを作成します(フェーズ1)

  • 145:自動プロファイルを作成します(フェーズ1)