Observation: Materialized View(監視レポート:視点の具体化)

DB2オプティマイザーは、ステートメントで参照された視点を具体化しました。これは、視点を参照するSQLステートメントの選択リストを満たすためにDB2が使用する、視点の副選択の基本表を定義していない場合に発生します。視点の具体化により以下が発生します。

  1. DB2は副選択ステートメントを実行し、結果を一時表に配置します。

  2. DB2は、視点を参照するSQLステートメントを一時表に対して実行します。

通常、視点が具体化されるのは、視点の副選択と視点を参照するSQLステートメントの両方で集合処理が指定されている場合です。そのため、具体化によるオーバーヘッドの発生を避けるために、DISTINCT文節、列関数、SQLステートメントでのGROUP BYの使用について、およびステートメントが参照する視点について確認してください。