DFSFXC50

DFSFXC50は、IMSデータベース同期点プロセッサーです。処理の一部はDFSDFX50で実行されますが、DFSDFX50によって呼び出されたルーチンが作業の大半を実行します。

DFSFXC50は、以下の3つの主な機能を実行します。

·    データベース バッファーを同期点フェーズ1でパージ

·    保持していた資源を同期点フェーズ2で解放

·    PSB資源とDMB資源をプログラム終了時に削除

通常、DFSFXC50は、仮想記憶間モードに移行します。アベンド以外のSVCは、ISWITCH TO=DLIを指定しないかぎり発行されません。制御領域の私用域には、アクセス可能な構造は存在しません。

ヒント

データベース同期点処理で実行される大半の作業は、DFSFXC50自体ではなく、DFSFXC50によって呼び出されたモジュールが実行します。このため、DFSFXC50が使用するCPU量がパフォーマンスに関する考慮事項になることはありません。ただし、同期点で処理されるその他の作業では(モジュールDFSFXC30の説明を参照)、非常に多くのCPUが使用される可能性があります。チェックポイントの設定頻度を増やすと、ジョブで必要な資源よりも多くの資源を使用することになります。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。