Naturalプログラム別CPU使用

Naturalプログラム別CPU使用レポートには、CPU活動の原因となったNATURAL 4GLプログラムが示されます。また、NATURAL 4GLプログラムを構成するステートメント間のCPU活動の分布も示されます。

レポート詳細

  • [プログラム]には、NATURAL 4GLプログラムの名前、または「.NATURAL」が表示されます。.NATURALは、NATURAL 4GLプログラムに関係付けできないNATURAL中核のあらゆる実行を表すStrobe疑似セクションです。

  • [ライブラリー]は、NATURALプログラム ライブラリーの名前です。INCLUDEされたコピーコードの場合、レポートにはライブラリー疑似名の .INCLUDEが表示されます。

  • [DBID]は、NATURALプログラム ライブラリーのADABASデータベースIDです。

  • [FNR]は、NATURALプログラム ライブラリーのADABASファイル番号です。

  • [コンパイルされたリリース]は、プログラムがコンパイルされたNATURALのバージョン番号です。

  • [BP名]は、グローバル バッファー プールの名前(存在する場合)です。ローカル バッファー プールが使用されている場合、この値は「*LOCAL*」になります。

  • [TRANID]は、CICSで実行されているNATURALプログラムの場合、NATURAL中核が実行されたCICSトランザクションの名前です。

  • [合計CPU %]は、並行する入出力活動がある場合とない場合の、プログラムのCPU使用の合計パーセンテージです。

  • [単独CPU %]は、並行する入出力活動がない場合の、プログラムのCPU使用のパーセンテージです。

プログラム名の隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

NATURALプログラムのステートメントのセクションには、以下の内容が示されます。

  • [番号]には、NATURAL 4GLのステートメント番号、または「.OPTZ」が表示されます。.OPTZは、特定のNATURALステートメント番号に関係付けできない、最適化されたNATURAL 4GLプログラムでの活動を表す疑似活動です。

ステートメント番号の左側の矢印アイコンは、ステートメントを分解してINCLUDEされたコードの詳細を表示できることを示します。INCLUDEされたコードのステートメント番号には、アスタリスクとネスト レベルを示す番号が付加されています。

レポートがインデックス付けされている場合、[テキスト]にはNATURAL 4GLのステートメント テキストが表示されます。INCLUDEされたコードは、「INCLUDE」というラベルから始まります。ステートメント テキストは、INCLUDEされたコードの最初のレベルでのみ表示されます。

DL/Iセクションには、以下の内容が表示されます。

  • [資源]は、DL/I要求の実行に使用されるIMS資源名です。資源のタイプは、PCBタイプによって以下のように異なります。

    • データベースPCBの場合は、データベース記述子(DBD)の名前になります。

    • 入出力PCBの場合は、ブランクになります。

    • ALTERNATE PCBの場合は、変更可能な代替PCBではMODIFY、変更できない代替PCBでは固定の宛先名になります。

をクリックすると、この資源に関する詳細をIMS DL/I要求別活動レポートで参照できます。

SQLセクションには、以下の内容が表示されます。

  • [ステートメント]は、要求の実行に使用されるDb2ステートメントの番号です。  をクリックすると、このステートメントに対するSQLステートメント分析レポートが表示されます。

  • [照会]は、ステートメントと関連するDb2照会です。

  • [CPU % 合計]には、実行ルーチンの代わりに実行されたシステム ルーチンのCPU使用時間が、測定対象のジョブ ステップで実行されたプログラムの全CPU使用時間に対するパーセンテージとして示されます。

  • [CPU % 単独]には、並行するCPU実行または他の入出力活動がない場合の、実行されたルーチンの代わりに実行されたシステム ルーチンのCPU使用時間のパーセンテージが示されます。

NATURALプログラムのステートメント番号の隣のをクリックすると、そのステートメントで呼び出されるシステム サービスに関する情報が表示されます(存在する場合)。  詳細についてはここをクリックしてください。