呼び出されたサービス

[呼び出されたサービス]には、前のレベルで識別された開始位置によって呼び出されたサービスが表示されます。表示されるデータは報告対象のサービスのタイプによって異なります。

[疑似モジュール]には、スーパーバイザー機能をグループ化する疑似セクションまたはモジュールの名前が表示されます。
[モジュール]には、Strobeでのサンプル取得時にアクティブだったロードモジュールの名前、またはスーパーバイザー機能をグループ化する疑似セクションの名前が表示されます。
[セクション]には、現在活動中のロードモジュール内の制御セクションの名前が表示されます。

メモ：モジュール名またはセクション名が8文字を超える場合、Strobeは8バイトの識別子であるトークンを生成します。トークンは、モジュール名またはセクション名の最初の4文字、ハイフン（-）、およびその名前の最後の3文字で構成されています。トークンとロングネームを照合するには、トークン－ロングネーム相互参照レポートを参照してください。

[説明]には、モジュールまたは制御セクションの目的を示す簡単な説明が表示されます。この機能説明は、すべての疑似セクションと疑似モジュール、および、Strobeのシステムプログラマーによって指定されている場合は他の制御セクションやモジュールに対しても表示されます。
[トランザクション]には、このサービスを呼び出したトランザクションの名前が表示されます。NOTRANという値は、このサービスを呼び出したトランザクションがないことを表します。
[場所]には、制御セクションの先頭に相対する領域の最初の記憶位置が、16進表記で示されます。
[行番号]は、コンパイラーがソースプログラムの行に割り当てた行番号です。
[ソーステキスト]には、DDIOソースデータベースまたは索引マッピングを使用している場合は、アプリケーションプログラムのソースステートメントが示されます。
[属性CPU % 単独]には、ステートメントの実行中に並行するCPU実行または他の入出力活動がない場合の、モジュールのCPU使用時間のパーセンテージが表示されます。
[属性CPU % 合計]には、ステートメントの実行中に、モジュールによって使用されたCPU時間の合計パーセンテージが表示されます。
[待ち % ページ]には、ページデータセットからのページ検索で発生した待ち時間が表示されます。このカラムの値が高い場合、アドレススペースに十分な物理メモリーが割り当てられていないことを示します。測定セッションデータレポートに示されるページングレートが高い場合には、Wait by SQL Statement（SQLステートメント別待ち時間）レポートを参照して、ページングによる遅延が発生しているステートメントを識別できます。
[待ち % 合計]には、ページの検索、プログラムによる入出力操作、およびタイマー要求など、あらゆる原因による待ち時間の合計が表示されます。