DFSDLA00

モジュールDFSDLA00は、IMS DL/Iコール アナライザーです。領域間コピー モジュールDFSCPY00の呼び出しごとに、2回呼び出されます。ファースト パスは、コール パラメーターの初期検証用です。セカンド パスは最終検証用で、DL/I検索モジュールDFSDLR00やDL/Iロード/挿入モジュールDFSDDLE0などのIMS DL/I処理モジュールを呼び出します。IMS TPコールの場合、セカンド パスで呼び出されるモジュールはDFSDLA30になります。

DFSDLA00はモジュールDFSCPY30によっても呼び出され、従属領域からIMS領域に移動される入出力域の長さを分析します。

ヒント

モジュールDFSDLA00は、DL/Iコールが過剰な環境では大量のCPUを使用します。これは、必ずしも問題があることを意味していません。ジョブやトランザクションの主な機能として大量のIMSコールが実行される場合、このモジュールは割り当てられた作業のみを実行します。

DFSDLA00は、多数のサブルーチンに分割されます。このモジュールのCPU使用量が過剰な場合、Strobeレポートを再作成して、このモジュールの詳細レポートを指定してください。IMSシステム プログラマーはこのモジュールをアセンブルして、CPUを使用しているサブルーチンを判別してください。

参考資料

『IMS/ESA Database Manager V3R1 Service Listings(LJB6-1018-00)』