VSAM

[VSAM]は、データセットで仮想記憶域アクセス方式(VSAM)が使用され、カタログ情報にアクセスできることがStrobeで判別されると、表示されます。

  • [空きスペース]は、コンポーネントに残っている空きスペースのバイト数です。K(キロバイト)、M(メガバイト)およびG(ギガバイト)の単位で表示される場合、その値は正確ではありません。

  • [SHRオプション]は、VSAMデータセットに指定された共用オプションです。この情報は、データ機能プロダクト(DFP)の以前のバージョンで処理されたVSAMデータセットでは表示されない場合があります。

  • [CI/CA]は、制御域での制御インターバルの数です。

  • [使用可能なCI]は、クラスターの最初のロード時、一括挿入時、および制御インターバルの分割後のために、空きスペースとして確保されている制御インターバルのパーセンテージです。このパラメーターは、可変長のキー順クラスターと相対レコード クラスターのみに適用されます。

  • [使用可能なCA]は、クラスターの最初のロード時、一括挿入時、および制御インターバルの分割後のために、空きスペースとして確保されている各制御域のパーセンテージです。このパラメーターは、可変長のキー順クラスターと相対レコード クラスターのみに適用されます。

  • [索引レベル]は、Strobeがデータセットで活動を最後に検出したときの索引コンポーネントのレベル数です。

  • [属性]には、VSAM定義パラメーターの属性が表示されます。

  • [RCVY]は、クラスターがRECOVERYパラメーターで定義されていることを示します。この設定では、データが書き込まれる前にVSAMで各制御域がフォーマットされます。

  • [SPEED]は、クラスターがSPEED属性で定義されていることを示します。この設定では、制御域は事前にフォーマットされません。

  • [IMBD]は、クラスターがIMBEDパラメーターで定義されていることを示します。この設定では、各制御域の順序セット レコードは、スペースが許す限り、データ制御域の最初のトラックに何度でも書き込まれます。

  • [REPL]は、クラスターがREPLICATEパラメーターで定義されていることを示します。この設定では、各索引レコードは、スペースが許す限り、独自のトラックに何度でも書き込まれます。

  • [ユーザー レコード数]は、データセットでStrobeが活動を最後に検出したときのデータセット内の論理レコードの合計数です。ユーザー レコードの合計数が999,999,999を超えると、その数はGの単位(10億レコード)でレポートに表示されます。

  • [論理操作]では、以下のタイプのVSAM操作が追跡されます。

  • [削除数]は、測定中に削除された論理レコードの数です。

  • [更新数]は、測定中に更新されてコンポーネントに再書き込みされた論理レコードの数です。

  • [検索数]は、コンポーネントから検索された論理レコードの数です。この件数には、REWRITE動詞と「for UPD」を指定するGETマクロを通じて発行される「get for update」要求が含まれます。

  • [挿入数]は、測定中に挿入された論理レコードの数です。この件数には、データセットの終わりにロードまたは追加されるESDSまたはKSDSレコードは含まれません。

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