バッファー

[バッファー]は、指定されたアクセス方式とバッファー方式に応じて異なる値を示します。

  • QSAM、IAM、IAMLOAD、またはVSAMアクセス方式で管理される非ハイパースペース バッファーの場合には、データセットに割り当てられたバッファーの数が表示されます。

  • LSRバッファーが有効な場合には、個々のデータセットではなくLSRサブプールに割り当てられたバッファーの数が表示されます。

  • IAMデータセットの場合には、測定中にStrobeで確認された、データセットに割り当てられたバッファーの最大数が表示されます。これは、IAMではバッファーが動的に管理されるためです。

  • BatchPipesサブシステムで処理されたデータセットの場合には、パイプが保持できるレコード数(パイプの深さ)が表示されます。

[バッファー]には、CICS一時記憶域管理、基本アクセス方式(BDAM、BPAM、BSAM)、オーバーフロー順次アクセス方式(OSAM)など、独自のバッファーを管理するアプリケーションの値は表示されません。

メモ:通常、QSAMおよびIAMアクセス方式ではバッファーが効率的に管理されます。ただし、VSAMでは一般に、バッファーの割り振りに際し、考慮すべき項目が多くなります。

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