[パーセンテージ時間]

[パーセンテージ時間]には、測定対象のジョブ ステップ内で実行中のアプリケーション タスクによって中央処理サブシステム(1つまたは複数のCPUから構成される)が使用されていた実行時間のパーセンテージと、中央処理サブシステムが使用可能であるのに、測定対象のジョブ ステップ内で実行中のアプリケーション タスクによって使用されていなかった実行時間のパーセンテージが表示されます。

  • [実行時間]には、測定対象のジョブ ステップ内で実行中のアプリケーション タスクによって中央処理サブシステム(1つまたは複数のCPUから構成される)が使用されていた時間のパーセンテージが表示されます。ここでは、取得されたサンプルの合計数に対する、1つまたは複数の実行場所が検出されたサンプル数の比率が計算されます。実行時間のパーセンテージが高い場合には、プロファイル内のCPUレポートに注目すべきであることを意味しています。

  • [待ち時間]には、中央処理サブシステムが使用可能であるのに、測定対象のジョブ ステップ内で実行中のアプリケーション タスクによって使用されていなかった実行時間のパーセンテージが表示されます。この値は、合計サンプル数に対する待ちサンプル数の比率です。待ち時間のパーセンテージが高い場合には、プロファイル内の待ちレポートに注目すべきであることを意味しています。

  • [実行時のエラー マージン]には、信頼レベル95でパフォーマンス プロファイル レポートに示されたパーセンテージのエラー マージンが表示されます。実行時間に関するプロファイル内のレポートは、ここで報告されるパーセンテージの誤差の範囲で信頼できます。通常、この値が2%未満の場合は信頼できます。有効な測定を行うために十分なサンプル数が収集され、この値が2%以下であることを確認してください。

  • [CPUのエラー マージン]には、信頼レベル95%でCPU時間に関するパフォーマンス プロファイル レポートに示されたパーセンテージのエラー マージンが表示されます。CPU時間に関するレポートは、ここで報告されるパーセンテージの誤差の範囲で信頼できます。プロファイルの実行時間のパーセンテージが極端に低い場合、この値は高くなります。これはプロファイルが無効であることを意味するものではなく、待ち時間に関するレポートの分析を重視する必要があることを意味します。

  • [待ちのエラー マージン]には、信頼レベル95%で待ち時間に関するパフォーマンス プロファイル レポートに示されたパーセンテージのエラー マージンが表示されます。待ち時間に関するレポートは、ここで報告されるパーセンテージの+-の誤差範囲内で信頼できます。待ち時間のエラー マージンが高い値を示していても、パフォーマンス プロファイルが無効であることを意味するわけではなく、CPU時間に関するレポートの分析を重視する必要があることを意味します。

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