[測定データ]タブ

[測定データ]タブの[パラメーター]セクションには、要求の追加時にユーザーによって指定された値が表示されます。

  • [推定セッション時間]:測定セッションの推定時間が分単位で表示されます。

  • [目標サンプル数]:選択されたサンプル数です。この値は、推定セッション時間中にStrobeが取得させるサンプル数です。

  • [要求番号]:Strobeが測定セッションに割り当てた番号です。(A)は活動要求を示し、(Q)は待機要求を示します。活動要求は、要求の時点で実行されていたプログラムに対する測定要求です。待機要求は、要求の時点でまだ実行されていなかったプログラムに対する測定要求です。

  • [要求タイプ]

  • [QUETRAN]:CICS トランザクションIDです。この測定要求の開始をトリガーするのに使用されます。

  • [要求開始日]:測定要求のスケジュールで、測定の開始を指定した日付です。StrobeのAutoStrobeオプションのスケジューリング機能を使用している場合のみ、このフィールドが表示されます。

  • [要求開始時間]:測定要求のスケジュールで、測定の開始を指定した時刻です。StrobeのAutoStrobeオプションのスケジューリング機能を使用している場合のみ、このフィールドが表示されます。

  • [最終アクション]:最後の測定セッションで目標サンプル数に達したときにStrobeで実行されたアクションが表示されます。ここには、作成されたサンプル データセットの数(1の場合はブランク)に続けて、最終セッション アクション(QUIT:サンプリングの停止と要求の終了、STOP:サンプリングの停止と要求の中断)が表示されます。

  • [プロファイル実行日]:iStrobeプロファイルが作成された日付です。

  • [プロファイル実行時間]:iStrobeプロファイルが作成された時刻です。

  • [要求されたシステム]:測定のために要求されたシステムが示されます。

  • [オプション]:指定された属性またはデータ コレクターのオペランドが表示されます。測定要求で指定したオプションを検証する場合は、これらのオプションを確認します。データ コレクター オプションの指定の詳細については、『Strobeユーザー・ガイド』を参照してください。

  • DDFパラメーター

  • [再試行間隔]:活動測定要求のスケジュールで、Strobeが最初にターゲット ジョブを検出できない場合に、測定セッションを再開するまでの待ち時間(分)です。StrobeのAutoStrobeオプションのスケジューリング機能を使用している場合のみ、このフィールドが表示されます。

  • [試行回数]:活動測定要求のスケジュールでは、Strobeが最初にターゲット ジョブを検出できない場合に、測定セッションを再開する回数を指定できます。[Retry Interval Count]:ユーザーが指定した測定セッションの開始試行回数の残りの回数です。AutoStrobeオプションのスケジューリング機能を使用している場合のみ、このフィールドが表示されます。

  • [プロファイル実行日]:パフォーマンス プロファイルが作成されたカレンダーの日付です。

  • [プロファイル実行時間]:パフォーマンス プロファイルが作成された時刻です。

[測定データ]タブの[統計]セクションには、以下の値が表示されます。

  • [収集されたサンプルの合計数]には、測定セッション中に収集されたサンプルの合計数が表示されます。

  • [処理されたサンプル]には、処理対象として選択されたサンプルの合計数が表示されます。この値は、[収集されたサンプルの合計数]の値よりも小さい場合があります。Strobeは、[収集されたサンプルの合計数]に示されたサンプル数の2倍のサンプルを収集すると、サンプリング レートを半分に減らします。これは、Strobeが高めのサンプリング レートでサンプルを収集したために、そのサンプルの一部を破棄する必要があるからです。サンプルを破棄することで、処理対象のサンプルとパフォーマンス プロファイル内の情報で、測定時間内のサンプルの分布が均等に維持されます。

  • [開始サンプリング レート]は、測定セッション開始時のサンプリング レートです。1秒当たりのサンプル数が小数点以下第2位までに四捨五入されて表示されます。Strobeは、推定セッション時間と目標サンプル数に基づいて、初期のサンプリング レートを算出します(レート = サンプル数 / 時間)。Strobeでは、毎秒500サンプルを超えるサンプリング レートは許可されていません。

  • [終了サンプリング レート]は、測定セッション終了時のサンプリング レートです。1秒当たりのサンプル数が小数点以下第2位までに四捨五入されて表示されます。このレートが初期のサンプリング レートより低い場合には、目標サンプル数の2倍以上のサンプルが収集された結果、サンプリング レートが少なくとも1回は自動的に減らされたことを示しています。Strobeはセッションの終了時に有効なサンプリング レートで測定を処理します。この分布を維持するため、Strobeは高めのサンプリング レートで取得されたサンプルを適切な数だけ破棄します。この破棄は測定の有効性には影響しませんが、最終のサンプリング レートが初期のサンプリング レートより低い場合には、今後の測定要求でプログラムの推定実行時間を増やしてください。Strobeでは、毎秒500サンプルを超えるサンプリング レートは許可されていません。

  • [従属エンクレーブTCB時間]は従属エンクレーブで測定されたCPU時間を示します。従属エンクレーブは、既存のアドレス スペース トランザクションを新しいディスパッチ可能なユニット セットのもとで継続することを示します。そのパフォーマンス目標は、従属エンクレーブが作成されたときにアドレスの管理に使用されたサービス クラス(またはPGN)と期間に基づいて、既存のアドレス スペース トランザクションから引き継がれます。従属エンクレーブによって使用されたCPUサービスは、アドレス スペース トランザクションによって使用された場合と同様に処理され、アドレス スペースが従属エンクレーブと共にあとの期間にスイッチする場合があります。

  • [EXCPカウント]には、測定セッション中に測定対象のアドレス スペースから発行されたEXCP(入出力)要求の数が表示されます。詳細については、クリックしてEXCP資源最多使用レポートを参照してください。

  • [EXCPレート]には、測定セッション中に測定対象のアドレス スペースがEXCP(入出力)要求を発行した平均レートが表示されます。測定セッション中にタイミング管理テーブル(TCT)が使用されなかった場合、この値は0になります。長い待ち時間に高いEXCPレートが相関している場合、データセット特性、VSAM LSRプール統計、および入出力装置使用レポートを確認するよう警告が示されます。

  • [zAAPで実行された対象Java]は、zAAPプロセッサーでの実行対象となるJavaのうち、実際にzAAPプロセッサーで実行されたもののパーセンテージです。

  • [zIIPで実行された対象作業]は、zIIPプロセッサーでの実行対象となる作業のうち、実際にzIIPプロセッサーで実行されたもののパーセンテージです。

測定セッション データ レポートの詳細については、ここをクリックしてください。