[ジョブ環境]タブ

[ジョブ環境]には、パフォーマンス プロファイルに関する以下の情報が表示されます。

  • [ジョブ]は、プログラムまたはサブシステムが実行されたジョブの名前です。

  • [ジョブ番号]は、ターゲット ジョブのジョブ入力サブシステム(JES)の番号です。

  • [アドレス スペースID]は、ターゲット プログラムまたはサブシステムが実行されたアドレス スペースの、システム割り当ての識別子です。

  • [ステップ]は、プログラムまたはサブシステムが実行されたジョブ ステップの名前、またはプロシージャー ステップとジョブ ステップの名前です。ネストされたプロシージャーの場合は、呼び出し側のプロシージャーのプロシージャー ステップ名と、呼び出されたプロシージャーのステップ名が表示されます。

  • [プログラム]は、ターゲット プログラムまたはサブシステムの実行が開始されたプログラムの名前です。

  • [セッション開始日]は、測定セッションが開始されたカレンダーの日付です。

  • [セッション開始時間]は、測定セッションが開始された時刻です。

  • [条件コード]には、測定されていたターゲット プログラムが正常に終了した場合、条件コードが表示されます。ターゲット プログラムが異常終了した場合、このフィールドには完了コードが表示されます。ターゲット プログラムの完了前にこの測定が終了した場合、このフィールドは表示されません。

  • [システム]は、ターゲット プログラムまたはターゲット サブシステムを実行したオペレーティング システムのバージョンとリリース番号です。パフォーマンスのあらゆる側面を理解するには、特定のオペレーティング システムのバージョンとリリース レベルを認識している必要がある場合があります。

  • [データ機能]には、測定が実行されたDFP(データ機能プロダクト)またはDFSMS(データ機能システム管理記憶域)のリリースが示されます。

  • [CPUモデル]は、ターゲット プログラムやターゲット サブシステムを実行した中央処理装置のモデル番号です。プロセッサー モデルはパフォーマンスの特定の面に影響するため、測定結果の詳細については、製造元によるCPUのタイミング情報を参照する必要がある場合があります。

  • [SMF/システムID]または[システムID]には、測定セッションが実行されたシステム管理機能(SMF)のIDとMVSのシステム名が示されます。Strobeをマルチシステム環境で使用していない場合は、ラベル システムIDが、4文字のSMF IDの値と共に表示されます。

  • [LPAR]には、LPARモードで実行しているOS/390システムで、ターゲット ジョブが実行された論理区画の名前が表示されます。

  • [64ビット アーキテクチャー]:[有効]は、使用されているオペレーティング システムが64ビットの場合に表示されます。  使用されているオペレーティング システムが64ビットでない場合は、[無効化]と表示されます。[64ビット アーキテクチャー]の詳細の隣にアイコン がある場合、z/OSメモリー オブジェクト レポートを表示できます。

  • [zAAPの数]:測定されたLPARのzAAP(z-Series Application Assist Processor)の数です。測定されたJavaアプリケーションを実行したLPAR上でzAAPプロセッサーが使用された場合に表示されます。[zAAPの数]の詳細の隣にアイコン がある場合、専用プロセッサー レポートを表示できます。これは、このレポートへ移動する唯一の方法です。

  • [zIIPの数]:測定されたLPARのzIIP(z-Series Integrated Information Processor)の数です。測定されたアプリケーションが実行されたLPARがzIIPプロセッサーを使用した場合に表示されます。[zIIPの数]の詳細の隣にアイコン がある場合、専用プロセッサー レポートを表示できます。これは、このレポートへ移動する唯一の方法です。

  • [リージョン サイズ < 16M]は、測定セッション中に使用可能な16MBアドレスより下の領域のサイズです。

  • [リージョン サイズ > 16M]は、測定セッション中に使用可能な16MBアドレスより上の領域のサイズです。

  • [測定リリース]は、測定アプリケーションに関してパフォーマンス データを収集するStrobeのコンポーネントのリリース番号です。

  • [レポーター リリース]は、Strobeレポーター プログラムのリリース番号です。レポーターは、Strobeの測定データをStrobeパフォーマンス プロファイルのレポートに変換するStrobeのコンポーネントです。

  • [Strobe PTFレベル]は、Strobeシステムに適用されたプログラム一時修正(PTF)がある場合、その中で数値の最も大きいものです。最初の文字列は、測定セッション中に実行されたモジュールのPTF番号のうち最も大きいものを示します。2番めの文字列は、レポート中に実行されたモジュールのPTF番号のうち最も大きいものを示します。3番めの文字列は、配布メディアで提供されたPTFレベルを示します。リンクをクリックすると、このプロファイルの作成に使用されたStrobeレポーター プログラムに適用されたPTFのリストが表示されます。  このリストは、弊社の技術サポートが問題解決のために使用することがあります。[Strobe PTFレベル]の詳細の隣にアイコン がある場合、PTF詳細レポートを表示できます。

  • [サンプル データセット]には、サンプル データセットに対して内部的に作成および記録されたデータセットの名前が表示されます。サンプル データセットの名前を変更した場合、新しい名前は表示されません。

  • [SYSINからのレポート パラメーター]には、ユーザーがパフォーマンス プロファイルの設定を行ったときに入力したパラメーターが表示されます。

測定セッション データ レポートの詳細については、ここをクリックしてください。